プログ名で察した人もいるかもしれない。
このブログを書こうと思ったのはこのゲームをプレイしたからです。
ポストモダンrpgは世間一般ではクソゲーとして扱われているようです。
理由としては主に
・登場人物の性格に難あり
・抽象的で難解なストーリー
といったことがあげられています。
私自身このゲームは2019年にkotyの記事で知ったのですが、選評にあったストーリーのあらすじを読んで、
「このゲーム絶対に俺の好きなやつだ!」
と感じました。
Kotyというか、クソゲー全般の記事を読むのが好きで2008年ごろからクソゲーを調べまくっていました。
ですが、調べるだけでプレイすることはなくひたすらに見るだけの状態を続けていました。
しかしポストモダンrpgによってその状況を変えられてしまいました。
・パラレルワールドや謎のモンスター等のsf要素
・クセのある(私好みの)グラフィック
・選評にあったストーリー展開の私の嗜好への合致
等、このゲームを是非ともやってみたいと思わせる要素が多すぎたのです。
しかし、私がこのゲームをプレイしたのは2022年5月になってからでした。
それは、私がダウンロードゲームをやったことがなく、ダウンロードの仕方がわからずに
調べようともしない怠惰な性格からでした。
「後でいいや」「また今度にしよう」
と面倒だと思うことは先延ばしにしてしまうダメな性格のおかげです。
ですがダウンロードをしようと決断したのは、やはり死が近づいているのを感じたからです。
死ぬ前に「ポストモダンrpgをやっとけば良かったな」なんて悔いを残したまま死にたくないと思ったのです。
ゲームのダウンロードなんてネットで調べれば出来るんだからやれない理由はないはずです。
そう思い調べてやってみたら難なくダウンロードできました。(当たり前ですが)
そして、エンディングまでプレイしてみたのですが、感想としては
「プレイして本当に良かった!」
「ここまで自分の好みに直球で来るストーリーがあるのか!」
というものでした。
私は今まで80本以上(しっかり数えたわけではないですが、またメジャーゲームはあまりやってません)のゲームをしてきましたが、間違いなくポストモダンrpgが人生のベストゲームになりました。
それはこれまでのゲームの中でだけでなく、これからどんなゲームをしようが変わらずにNo.1に在り続けるゲームだと確信する程の衝撃でした。
無論このゲームは万人受けするものでは無いとも感じました。
キャラクター然り、ストーリー然り、ゲームシステム然り全てがクセの塊のようなゲームです。
このゲームが好きな人は本当の意味でのマイノリティでしょう。
日本でこのゲームが好きだという人は100人にも満たないんじゃないでしょうか?
正直、性的少数者などとは比較にならないほどのマイノリティだと思います。
ネット検索をしても低評価がほとんどです(Googleユーザーの23%しか評価していないらしいです、記事執筆時点)。
ですが私は本気でこのゲームが好きだし、それを誇りに思っています。
ポストモダンrpgに出会えたこと、エンディングまで行けたこと、隠し要素を探すため試行錯誤したこと全てが大切な思い出です。